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糸リフトとショッピングリフトの違い
2022.09.05- #コラム
糸によるリフトアップ、今どのクリニックでも推しの治療になっていて多くの方が受けているかと思います。
一方で糸はまだ受けたことがないという方もまだたくさんいらっしゃいます。
今回は糸リフトの中でもリフトアップ系の糸とショッピングリフトの糸の違いを解説していきます。
【糸の形状と特徴】
当院でも6種類の糸を導入しています。そのうち5種類はリフトアップ目的で使う糸(糸リフト)、1種類はショッピングリフト(ショッピングスレッド)として使う糸となっております。
糸リフトは10cmほどの長さで、こめかみや側頭部、耳の後ろから挿入します。糸にトゲがついているので、それぞれのトゲが皮下組織に引っかかってくれると上に上がります。糸の周囲にはコラーゲンが作られるので、皮膚にハリが出るという効果もあります。
対してショッピングリフトはその長さが2.5〜5cmほどととても短く、糸にはとげがついていません。それを真皮層に狙って挿入します。糸にトゲがないので引き上がり力は少ないのですが、糸周囲で細かくコラーゲンを作られることでハリや弾力、小じわの改善ができ、コラーゲン生成による保水力UPの効果もあります。
【ご希望やダウンタイムに合わせた選択の仕方】
糸の形状を考えるとリフトアップには糸リフト、ハリや肌質改善目当てならショッピングリフトが良いです。
ただし術中の痛み、ダウンタイム、予算なども踏まえて慎重なご選択が必要です。
糸リフトは少々太めのカニューレを用いますので、痛み対策として笑気麻酔か静脈麻酔をつける必要があります。局所麻酔も少々使いますので、その腫れやむくみが出ますし、術後内出血のリスクは少々あります。
ショッピングリフトは針が細いので麻酔クリームのみで施術が可能です(痛みに弱い場合は笑気麻酔をお勧めします)。針による内出血のリスクはありますが、採血後の内出血のようにプチッと出る程度です。リーズナブルに受けられるのもメリットの一つで、買い物ついでに受けられることからショッピングリフトという名がつけられています。本格的な糸リフトはまだ抵抗感がある場合はこちらがお勧めです。
【何本あれば良いのか?】
糸は何本からでも選択可能です。ただし効果が出ないことには意味はありません。
糸リフトはどの種類でも6本以上(最大30本まで受けられます)、ショッピングリフトは10本以上(最大100本まで受けられます)、ご選択していくのが良いです。
ご自身がどこを改善したいか、どれくらい持続させたいかを担当医に伝えて種類と本数を決めていくと良いでしょう。
*フェイスラインのリフトアップはリフトアップ用の糸10本が目安です。
*ほうれい線のハリUPならショッピングリフト20本が目安になります。
【料金】
糸リフト
・気軽にリーズナブルにリフトアップ6本 通常価格 98,000円 モニター価格92,000円
・効果長めでリーズナブル 6本 通常価格120,000円 モニター価格 108,000円
・効果2〜3年長持ちしっかりリフトアップVOVリフト 6本 通常価格150,000円 モニター価格148,800円
ショッピングリフト
・10本 60,000円
・20本 80,000円
・40本 120,000円
・60本 150,000円