日頃メイクされている方はクレンジングも洗顔も使っている方が多いかと思いますが、

この違い、意外と説明できない方が多いそうですね。

 

クレンジング、別の言い方をするとメイク落とし。

これはメイクで使った日焼け止めクリームやファンデーションを落とす目的で使います。

これらは油分を含んでいるものが多いので、クレンジングは油性のものを落とす作用があります。

 

一方洗顔は皮膚表面の皮脂、汚れ、角質などの水溶性の汚れ（一部油性の汚れ）を落とす作用があります。

 

クレンジングも洗顔も汚れを取り除くのですが、汚れの種類が油性か水溶性かによって使い分けが必要になります。

 

さて、日常生活で最も肌に負担がかかる行動って何か知ってますか？

化粧？　日焼け止めクリーム？　シャワー？　摩擦？

 

どれも負担がかかることは間違いないのですが、

紫外線を浴びることを除いて、最も肌に負担がかかる行動は実は洗顔なんです。

 

洗顔料は洗浄力が強いため、表面の皮脂を取り過ぎてしまいます。

洗顔料だけでメイクを落とそうと思ったら、メイクは残るし皮脂は落ちすぎるしとんでもないことになるでしょう。

 

クレンジングは油性の汚れを取るだけではなくて、その後の洗顔の肌への負担を減らしてくれているのです。

肌年齢を気にしている方で洗顔料以上にクレンジングの種類にこだわっている、という方は結構多いんですよ。

 

もしご自身がクレンジング自体使っていないということなら、改めて使ってみてください。

乾燥とかくすみとか案外あっさり改善するかもしれませんよ。