今、日焼け予防は飲む時代になりました。各メーカーから様々な種類が販売されています。当院では「ソルプロプリュスホワイト」を取り扱っていますが、なぜ日焼け予防に飲むサプリが良いのかを解説したいと思います。

 

【飲む日焼け止めの原理】

各メーカーから販売している飲む日焼け止めですが、成分の差はあれど、「抗酸化作用」が含まれるサプリということは共通しています。

活性酸素を抑えることが抗酸化作用ですが、これがなぜ皮膚に良いのか。

紫外線に浴びると皮膚の中では活性酸素が大量発生します。これがきっかけで皮膚は有毒なものを無毒化させようとしてメラニン細胞を刺激し、メラニンが作られるのです。シミの原因のメラニンですが、その裏で皮膚を紫外線から守ってくれているのです。

元凶となるこの活性酸素を抑えることが飲む日焼け止めの作用です。

そして日焼け予防だけではなく、老化予防、免疫向上などにも効果があります。

原料はシトラスやら海藻やらハーブやら、メーカーによってまちまちです。

特にソルプロプリュスホワイトについてご紹介します。

 

【ソルプロプリュスホワイト】

カイゲンファーマから発売されている飲む日焼け止めです。お薬ではなくサプリになります。つまり食品扱いなのです。成分が植物性でできているので、副作用はほとんどありません。

【成分】

マリンポリフェノール

シトラス

ローズマリー

ドクダミ

セイヨウサンザシ

ローマカミツレ

ブドウ葉

マンゴスチン

ヒシ

桜の花

の１０種類が入っています。

【効果】

ソルプロプリュスホワイトの効果は２つあります。

ひとつは活性酸素を抑える効果です。前述の通り、紫外線を浴びた皮膚表面は活性酸素が発生します。放置するとメラニン細胞がメラニンを作るきっかけとなってしまうので、これをなくしていく効果があり、美白作用が期待できます。

ふたつ目は糖化抑制です。たんぱく質と糖が統合すると老化促進物質AGEsを作ってしまいます。これは物質としては最終形態なので不可逆的なものです。AGEsが原因となって、肌のくすみ、コラーゲンの破壊、シミ、髪の毛のハリやツヤの減少を引き起こします。まさに見た目の老化が進んでしまいます。それを予防します。

日々の予防目的だと実感が湧きにくいところがありますが、飲み続けていると紫外線に強い肌（赤みが出にくくなる）になっていきます。

【用法】

1日１回内服します。紫外線の強い時期は1日２回が良いでしょう。

【注意点】

副作用はほとんどないのですが、妊娠・授乳中においては安全性が確立されていないのでおすすめはできません。

また、内服しているからといって日焼け予防や日除けが不要というわけではありません。SPFとしては２ぐらいしかないのでやはり日焼けはしてしまいます。必ず日焼け止めクリームと併用し、出来るだけ直射日光は浴びないようにしてください。

【料金】

1箱３０カプセル　5,400円

3箱　15,000円